相模湾や山間の自然景観を楽しめる源泉100%掛け流しの温泉旅館です。

湯河原ご案内

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歴史

| 関東最古の名湯 ~万葉の昔から日本文学をはぐくむ温泉郷~

「あしがりのとひのかふちにいづるゆの よにもたよらにころがいはなくに」

現存する最古の和歌集『万葉集』にも詠まれた湯河原温泉。『万葉集』に収められた約4,500首の中で題材に採られた温泉は、日本三古湯(道後温泉・有馬温泉・白浜温泉)など選りすぐりの古湯ばかりですが、東日本から唯一、湯河原温泉が登場します。およそ1200年前から湯河原が豊かな温泉郷として、人々を魅了してきた証ともいえるのではないでしょうか。

歌の解釈には諸説ありますが、相聞歌(恋の歌)として、

「湯河原の温泉が、夜となくこんこんと河原から湧いているが、その温泉が湧き出るような情熱で彼女が私の事を思ってくれているかどうか、はっきり言ってくれないので毎日仕事が手につかないよ」

とも訳されているあたりを見ると、湯河原温泉には古代より熱情あふれる文学を生む土壌があったのかもしれません。

明治以降の文豪たちも、湯河原を親しく訪れています。夏目漱石の未完の遺作『明暗』が、湯河原の旅館でのシーンで絶筆となったのはあまりにも有名です。ほかにこの地に魅せられた文人たちといえば、国木田独歩、芥川龍之介、与謝野晶子、島崎藤村、宇野浩二、さらに戦後も小林秀雄、丹羽文雄、水上勉、大岡昇平、佐々木信綱、宇野千代、林芙美子、石川達三、獅子文六ら、枚挙にいとまがありません。

日本文学をはぐくむ温泉郷として、湯河原はいまも多くの文化人たちに愛されています。

みどころ

 

 

| 四季のみどころ ~春夏秋冬を五感で愉しむ~

一年を通じて温暖で、過ごしやすい湯河原。雄大な自然の中を散策すれば四季折々、様々な風情を楽しめます。

早春は、湯河原梅林(幕山公園)の「梅」に始まり、椿ライン(県道75号)の「椿」、千歳川沿いに見事なトンネルをなす「桜」、町中で甘酸っぱいさわやかな香りを振りまく「みかん」、星ケ山公園さつきの郷の「さつき」と、花々の競演が続きます。初夏には「ほたる」に「花菖蒲」、そして夏本番を知らせる「海上花火大会」や「納涼花火大会」が開催され、昔ながらの「縁日」や「盆踊り」も賑わいをみせます。秋には名月を愛でる「十五夜」に、名産・湯河原みかんの「みかん狩り」、さらに「灯りの祭典」では花火と竹灯籠が温泉街の夜長を彩ります。近年は大人にも子どもにも人気の「ゆがわらHALLOWEEN(ハロウィン)」も盛り上がり、奥湯河原に「紅葉」が燃える頃、湯河原は師走を迎え、季節季節の魅力にあふれた一年の幕を閉じます。

また湯の町ならではの「湯かけまつり」も見逃せません。江戸時代、湯河原の湯の効能が高いとされたことから、温泉の湯を樽に詰め、大名家や御用邸に献上した故事に由来するこの催し。現在は例年5月の第4土曜日に開催され、神奈川県と静岡県熱海市の境を流れる千歳川の上流・藤木川の不動滝から泉公園まで約2kmの道を、神輿が湯を浴びながら練り歩きます。沿道に用意される温泉の湯は約1,000樽、およそ60t! 観客が神輿めがけて威勢よく湯をかける様は圧巻の一言で、湯河原随一の祭事として地元はもちろん全国・世界各地から観光客が集まります。

泉質


| 肌にやさしい温泉 ~温熱・保温・鎮静・美肌効果に優れた理想の湯~

古くから名湯の誉れ高い湯河原温泉は、効能も折り紙つき。江戸時代の温泉番付『諸国温泉功能鑑』でも東の温泉地ベスト3にランクインしており、日清・日露戦争の際には傷病兵の療養地に指定されるほどでした。

湧き出る湯は、泉質として理想とされる「弱食塩水・弱アルカリ性」。肌あたりも柔らかで、身体の芯までよく温まり湯冷めしにくく、加えて“もちもちスベスベ”の美肌にもなれると評判です。効能としては、切り傷、打撲、外傷のほか、神経痛や腰痛、婦人病にも効くといわれています。

グルメ


| 山海の美味 ~海の幸・山の幸から人気のご当地グルメまで~

湯河原の地に、各時代の文化人が集うのはなぜでしょうか。「温泉」としての魅力は言わずもがなですが、山海の「美食」もその理由のひとつです。

湯河原近海の相模湾は、料理人たちから「魚介類の宝庫」と称されます。水揚げされたばかりの地の魚は鮮度も滋味も超一級品で、世のグルメたちを唸らせてきました。干物や塩辛といった海産物も、お土産として喜ばれています。

みかんの季節には、ぜひ「みかん狩り」を。海を眺めながら、甘み満点のもぎたてみかんをぜひご賞味ください。湯河原名産のかんきつ類から作った「みかんジャム」や「みかんジュース」もおすすめです。

湯河原の代表的銘菓といえば、キビ粉と白玉粉を練り合わせ砂糖を加えてふかした「きび餅」や、山芋をふんだんに使ったしっとりまろやかな口当たりの「かるかん饅頭」。もちろん温泉地ならではの「温泉まんじゅう」も楽しめます。

また湯河原は「たぬき」が見つけた温泉といわれることから、童謡♪たんたんたぬき♪にあやかったご当地グルメ「担担(タンタン)やきそば」が誕生しました。練りゴマやトウバンジャン等を効かせた香ばしいピリ辛の味付けで、お店ごとにさまざまなバリエーションを展開しています。地元産のレモンや清見タンゴール等を添えたり、隠し味として使用する「湯河原柑橘系」や、温泉地らしく温泉卵を載せた「温泉卵系」などなど、湯河原ご当地グルメ「担担やきそば」を食べ比べてみては如何でしょうか。

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